梅雨もまだ明けていないというのに、昨日この地では、気温が30度を超える真夏日になりました。
神奈川県の海沿いの街は、海風の影響もあって、天気予報ほど気温が上がりません。都内はxx度を超えた!なんてニュースを聞き、そんな心づもりで服装を整え海沿いのスタジオへ行くと後悔することも度々。
海風が街を涼しくしてくれているんですね。
と、油断していたら昨日の暑さです。
急な暑さのせいか、街では珍しくイライラする人を見かけました。
ひとりは、ドラッグストアで。
年配の女性がレジで、娘さんと思しき中年女性に怒鳴り散らしているのです。
あーー!!!もういや、◎▲※◆! ○○!うるさい、黙れ!あんたは細かいんだよ、うるさい、口出しするな!などなど。。。
公共の場で、大人が、感情をむき出しにして怒りまくっているのを初めて見ました。驚いた。
もしかしたら認知症が入っているのかもしれません。
わたしの母も、認知症の初期は凶悪な顔つきになり、暴言を繰り返すことがあったので。。。
娘さんは悲しそうな表情でした。
あの頃を思い出して胸が痛みました。
もう一人は、スーパーの駐輪場で。
空いたスペースを探して自転車を押していたところ、後ろの方から男性の怒鳴り声がします。
え、また誰か怒ってるの?
見ると中年男性が、離れた所に立っている若者のグループに向かって怒鳴っているのでした。
男性の怒りは理不尽な感じだったので、若者達はスルーしてました。
そのあとどうなったのかな、わたしはスーパーに入ってしまったし、その後大騒ぎが起きた形跡もなかったので。
1日の中で二人も怒鳴っている人を見るなんて初めてのこと。
そういう人を見ると逆にこちらは冷静になりますね。
怒っているんだね、そうなのかぁ
急な暑さが、人の心に悪影響を及ぼしてしまったんだなと
帰り道に思っていました。
陰陽五行で夏は『火』の要素、五臓六腑では『心』と『小腸』に対応します。
『心』は肝臓で造られ浄化された血液を全身に巡らせます。
『小腸』で食べたものを栄養に変え吸収し、『心』でその栄養たっぷりの血液を循環させ熱や血液を管理しています。
また、『心』は精神が宿る臓器で、意思や思考、睡眠などを支配。
夏の『火』が『火邪』になると『心』が司る精神活動に影響を及ぼし、イライラして落ち着かない、興奮して眠れない、酷い時には狂乱・精神錯乱になります。
『火邪』を防ぐには、
- 朝の涼しい時間帯に適度な運動をして汗をかき、身体の陽気を発散する
- 熱を発散して身体を適度に冷やしてくれるウリ科やナス科の野菜を食べること
をおすすめします。
いわゆる夏野菜ですね。
きゅうり、なす、ピーマン、おくら、トマト、モロヘイヤ、ゴーヤ、冬瓜など。
天然塩とともに摂るとなお良いです。
ただし、胃腸が弱り食欲がないときは無理に食べず、控えめにし、温かいものをね。