梅雨明け直後の葉山
気温の上昇と快晴に誘われて、たくさんの人々で賑わう海辺
駐車場やコンビニには県内のみならず、都内や他県ナンバーがずらり
そりゃあ都内繁華街の人出が減少するよなぁと、Yahooニュースを見て苦笑い
今日は朝一でMAGNA小田原の代行、そして午後遅くからはBEACH葉山で陰ヨガでした
代行はマグマヨーガ『リラックス』だったので、梅雨からこの時期にかけて大活躍をしてくれる腎臓をケアする『腎経』を刺激したり、胃腸の働きを整えるポーズを中心に行いました
梅雨〜夏の間は、東洋医学的にも、アーユルヴェーダ的にも、消化力が落ちる時期になります
夏は、『陽』のエネルギーが自然界に満ち満ちるとき
『陽』のエネルギーはアーユルヴェーダ的には『火』の要素となります
自然界に『陽』のエネルギー、『火』のエネルギーが満ち満ちて行くとき、
人も自然の一部なのでバランスを取ろうとします
人の身体で『火』のエネルギーは『消化の火』を表します
体の外の自然界に『火=ピッタ』が旺盛になるとき、バランスを取ろうとして、人の中にある『ピッタ=消化の火=消化力』が小さくなっていきます
自然界に『陽=火=ピッタ』が満ちるので、プラマイゼロになるようにバランスを取る
結果、人の体の消化の火=消化力が落ちるのです
それは、ダルマ、自然の法則なので致し方ないこと
ただそれを知らずに、最近疲れやすいな〜、体力が落ちてきたみたい、と感じてスタミナの出るものをもりもり食べていると、ますます疲れやすくなり、体力が落ちていく、というループに陥ります
なぜなら
消化力が落ちている時に、スタミナがつくもの、例えばガッツリお肉系とか脂っこく胃に重たい物を食べてしまうと、消化にエネルギーを使ってしまうので、活動するエネルギーが残らない
さらに十分に消化し切れていないので、胃腸が重だるくなっていく
そんな胃腸の不調を感じていたり
いつもと同じ量を食べているのに体重や体脂肪率が増えてきている自覚がある方は
- 食べる量を減らして、腹七分目にする
- よく噛む(一口50回以上、100回噛むと尚良し)
- 寝る4時間前までに食べ終える
- 寝る時には胃の中が空っぽの状態にする
- 16時間断食(夕飯後、16時間過ぎてからお昼を食べる)
- 体の前面を伸ばし、胃経・脾経を整えるポーズを行う
このようなことを意識して生活されると良いと思います
昔とは違い、現代社会では人々は『食べ過ぎ』傾向にあります
胃腸の調子にあれ?と感じたら、健康な人であれば、1食または次の日まで何も食べなくても全然大丈夫
むしろ内臓を休めたことで、気力体力の充実を感じられるかも
今日は、そういったことを意識してポーズを選び、リラックスヨーガも陰ヨガも、シークエンスを組み立て行いました
夏の経絡は、『心』『小腸』
胃で消化吸収し切れなかった栄養素を小腸でしっかり受け取り、そのエネルギーを心が全身へ巡らせて生命力、気力、体力をチャージしていく
心・小腸経は主に腕の内側と外側を通ります
その夏の経絡を刺激して整えるポーズも交えて
明日7/19は『夏の土用入り』
8/7の立秋までの18日間が夏の土用期間となります
その前の、心身メンテナンスでありました
明日からは、『夏の土用の養生』をテーマに、クラスを行います
クラスで伝えたこと、伝え切れなかったことは、またこのブログで補足していきます
今年も猛暑予報が出ている夏
健やかに、元気に、夏を楽しめる心身を意識して育んでいきましょう
あなたが充実して満足して幸福を受け取り感謝していると、不思議と周りにもその影響が広がっていきます
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