他人を巻き込む意識

 

ある人の思いが、輝く純粋性を充分もたなかったとき

それとは逆の闇の次元から「考え」を取り出してしまうとき

それは自分自身を苦しめ、結果的には他の人々をも苦しめるようになる

 

他人を巻き込んで行く黒い渦

 

その人にとってはそれが真実。

 

でも冷静になってみると、黒い渦が起こるような出来事だけを拾ってる。

 

この広い広い世界から、そんなことだけを選んで拾って

狭い世界の中でもがき苦しんでる。一人で。

 

変態だあ〜！

 

認知症の母が時々黒い妄執の世界に行ってしまい、

反射的に私は彼女と同じ世界に降り立ち、そこから救い出そうとしていた。 

 

当然うまく行かなかった。

流れて行く私を感じられるということは、その渦中にいないということだ。
流れて行く私を見る視点がある、ということ。
その視点にいれば、息が出来る。

 

他人に共感し過ぎてしまう傾向のある私は、自傷していることに全く気付けなかった。

 

身を以て知って行く。

彼女の妄執世界はあるんだ、と認めるだけで良いのだ。

認めるだけで、その世界に生きなくて良い。

認めながら、違う世界の扉を開いてみせるんだ。

 

巻き込まれなくていい。

他人もそこまで望んでない。

 

今ある世界を平静にみる

 

反応に、気付く。