9/27から10/8まで、京都の山奥で瞑想の修行をして来ました。
鎌ヨガのkyoko先生や久美子先生が受けたヴィパッサナー瞑想。
アシュタンガヨガのWSの流れの中で瞑想の手ほどきを受けたことはあったので
練習のあと静かに座ってプラナヤーマと瞑想(もどき?)はしてました。
でもあまり重きをおいていなくて。(笑)
まだきちんと習うべき時ではない、まだ早い…
何故ならばまだそこまで到達するほどではない。未熟だから。
でも!未熟だからこそ、今こそ修行してみよう、修行したい!
それが必要だなってふと感じて、尊敬する鎌ヨガの先生達が良かったという
ヴィパッサナーを選択しました。
インドに古くからある瞑想法のひとつで、仏陀が再発見し実践し人々に教え説いていた瞑想法。
合宿は10日間。実際には移動日を含めて12日間。
コースは京都または千葉の施設で行われますが、迷わず京都へ。
日程的にもちょうど良かったし、何より放射能を気にせず過ごせる。。。
京都府船井郡京丹波町。
七里ケ浜から京都へ、さらに京都から山陰線に乗り換え、園部駅まで約4時間40分。
さらにそこからバスで約40分、さらにさらに桧山バス停から迎えの車に乗って20分…
いやあ、ほんっとに遠かったけれど、この遠さが必要だった。
都会からだんだんと車窓が田舎になっていき、風景に添うようにして気持ちも静まっていく。
…その風景はまるで御殿場線に乗って丹沢の奥地へ入っていく錯覚に陥ったほど。(神奈川県西部のヒトなら分かるはずww)日本の山奥の景色って似てるのね。
施設はとても快適でした。
ちなみに私の部屋はベッドでした…新しい生徒だったからね。
古い生徒は高台に寝てはいけないという戒律があるのです。
熱いお湯の出るシャワー室や小さいけれどバスタブのあるシャワー室も1つあり、トイレは水洗で、
いつも温かいほうじ茶やお水が用意されていて、瞑想に必要なクッションやブランケットも完備。
瞑想に完全に集中できる環境が完璧に整えられていた。
集団で生活するんだけど一切のコミュニケーションが禁止、だから誰も一言も口をきかない。
目も合わせない。接触ももちろんなし。
携帯は預けてしまうし(山奥で圏外だったし)、音楽、読書も禁止
ヨガも禁止。これは辛かったなあ。。。
朝4時に起床して4:30から瞑想、9:30消灯。計算したら一日に13時間瞑想してた。
こんな濃厚な10日間てなかった。
こんなに真剣に深く自分と向き合っていくと、思いがけない感情が湧いてくる。
それはけして心地良いものだけではなく、
認めたくない、目を背けたくなるようなダークな感情、衝動だったり。
またはただただ、ありがとうという感謝の念だけだったり。
コースを終えた今、もう一度生徒としてコースに参加し、
そのあと奉仕者として参加したいなあと考えています。
そして出来ればインドのブッダガヤで修行したいなあとも。。。
瞑想の修行の副産物?として今回すごく実感したことがある。
男と女って全く違う生き物なんだなあってこと 笑
女性って本当に忍耐強いわ。生理や出産を経験する生き物だけあるわね。
そして男性って直接的で正直。笑
これだけ違うんだもん、しょうがないよねって明るく笑って納得しちゃった。
そういえば、行く直前にひいた風邪が3日目で完治してました。
喉が嫌な感じで痛くなる、長引くタイプの風邪だったのに。
コース1日目の瞑想中に身体が異常に熱くなり目が周り気分がどんどん悪くなり
もうダメだ!と瞑想ホールを出てトイレへ行き少し休んでから、また瞑想に戻りました。
その日はずっと身体が燃えるようで
次の日目覚めたら全身がすっきり、頭もすっきり。
そしてアレルギー性鼻炎も治っちゃってたなあ。。。
下界に降りた今も鼻炎は再発してないです。
何か出たんだなあwww
この機会を与えてくれた家族や鎌ヨガのみなさん、青空空間のMayuちゃん、茅ヶ崎の生徒さんたち
代行レッスンを快く引き受けて下さった久美子先生、Tazuko先生
本当にどうもありがとうございました!
私はホントに恵まれている。幸せ者です。
そして留守中、植物達の面倒を見てくれたTちゃん。
台風で瀕死になったハーブ達が驚異の回復を遂げたのも、君の愛情深さ故な気がします。
どうもありがとう。(インド中もよろしくね?)
ダンマバーヌは緑が多く、この季節昼夜問わず虫たちの心地良い声が響いてた。
修行の辛さ苦しさより、草の匂いや樹々のざわめき、
新月から始まりだんだんと明るさを増していく月を見つめた
夜のひんやりした空気と、満天の星空を懐かしく思い出す。
興味がある方はこちらのサイトからどうぞ。
→日本ヴィパッサナー協会
すべてはアニッチャ、アニッチャ、アニッチャ。
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