ゴアな暮らし。
昨年のマイソールもそうだったけど、ゴアでもパワーダウン(停電)は日常茶飯事。
ああ、でもマイソールはだいたいの時間が予測できたけど
カンドリムは毎日違った時間に停電してた。
「停電するもの」と思ってるから、いきなりきても“ああ、パワーダウンなのね”って
夜だったらろうそくつけて。
“ネットカフェ行けないなあ”とか
“ミキサーが動かないから、今カフェに行ってもフレッシュジュースは飲めないわね”
とか淡々としたものです。
トイレもインド式だった。
右手に小さな桶を持ち、左手で水で洗う方式ね。
外出先のトイレや空港では小ぶりのシャワーが備えられてたので、それで洗った。
むしろ清潔、全然問題なし。
水事情のあまり良くないインドでのお風呂。
3人でルームシェアしてたのでシャワーが使えず(水やお湯がふんだんに使えない)
大きなバケツに熱いお湯をためて小さなおけ(トイレにも使用ww)ですくって、
水で薄めながら使ってました。
きれいな水の豊富な日本で生まれ育ったのに、水の大切さを忘れてたなって反省。
テーブルがないので、基本、床で食事。(自炊の場合)
マイソールやマプサに比べて野菜や果物は高めだった。観光地設定?
それでも日本に比べたら安いんだけどね。
マーケットで売り歩いてたスナック?
ポン豆みたいのに、トマトなどの野菜をトッピングしてスパイシーなソースをかけたもの。
20ルピー(約40円)。
容れ物も、スプーン?も紙。スプーン?なんて、適当にちぎった紙を適当に2つさしただけ(笑)
それで十分なんだよなあ。
ゴアは緑豊かで、いつも鳥の声がしていて、海があって。
ああ、とても懐かしい。
夜、大家さんのアウローラが外のテラスに座り
静かに夕べの祈りを捧げている声がよく聞こえてきていて
その時間がとても好きだった。
なんて言っているのか分からないけれど
温かくて力強く、厳かで。
鉄砲玉のような私たち3人が危ういながらも何事もなく過ごせたのは
アウローラの愛の力だったのかも、と今も思う。