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湘南エリアでYOGAを伝えているriaのつれづれ

3/11。

今日、花開いたアネモネ


花はただ咲いたのだろう。
でも今日という日に咲いたことに何か意思を感じてしまう。

昨年の今日はインド、ゴアにいた。
のんきに隣町へ出かける支度をしていた金曜の午後。大家さんのアウローラが厳しい顔で訪ねて来て、今すぐテレビを付けろという。
そして映し出されたのは津波の光景だった。
何これ?日本なの?CGじゃなくて?ホント?映画じゃないの?
茫然とテレビの前に座り画面を見つめることしか出来なかった。
何とか息子と両親の無事、鎌倉の友達の無事を知ってとりあえず安心。
TwitterFacebookで友人達の様子を知り、暗い中、歩いて自宅へ帰る友達にエールを送ることしかできなくて。
そしていち早く福島の原発についてチェルノブイリを超える規模の事故と伝えたのが外国のメディアだった。日本発の報道と外国の報道との温度差に戸惑い、帰る国がなくなってしまうんじゃないかとさえ思った。
会う度ごとにインド人や外国人に、家族は無事なのか、原発が今大変なことになってるぞ、このままインドにいろ、日本に帰るな、と言われ続けた。

3月末に帰国した日本の空気感になかなか溶け込めなかったことを思い出す。

未曾有の大災害が起きたあの日、日本ではなくインドにいたことは何か意味があるのだろうか。今も問い続けている。

今日という日を日本で迎えることが出来た。14:46黙祷をささげ、夕方からは静かに座ってアファメーションをし瞑想をして過ごした。

いま生かされていることに感謝し、一瞬一瞬を大切に生きてゆきます。