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湘南エリアでYOGAを伝えているriaのつれづれ

初秋の養生 2

前回は体の捻れと氣(エネルギー)不足についてお伝えしました。

今回は水分不足について書いていきますね

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秋は乾燥・・・水分不足について

暑い夏、たくさん汗をかいて体の各組織は水分不足状態。

そこに秋風が多く吹き始め天気が安定してくると、空気も乾いてきて、さらに乾燥が進んでしまいます。

乾燥=老化

人は歳を重ねると体内に保持出来る水分が減ります。

年齢を重ねて人が老いていくのは自然の理(ダルマ)ですが、緩やかに健康的に歳を重ねていきたいですよね

東洋医学では『津血同源』〜体内の水分(津液)と血は同じものから出来ていると考え、体内の水分不足が続くと、時間の経過と共に体内の血も不足していくと考えます。

水分不足のサイン

以下の症状を自覚していたら、体内の水分不足が起きているサインかも知れません

喉の渇き、頭痛、めまい、便秘、筋肉のけいれん(足がつる)、尿が濃くなる、汗が出難い

この初期の状態が続き、

肌の乾燥、咳が出る、冷たいものをやたら飲みたくなる、夜に手足が火照る、寝汗をかく、抜け毛が増える、便秘、寝つきが悪い、眠りが浅い、めまい、耳鳴り、不安感

といった症状が出てくると、ただ単に水分不足というだけでなく、水分を保持する力も弱まっている可能性があります。

水分を保持する力が弱まっているサインとしては、頻尿もあげられます。
水分を補給しても体内に保持出来ないので、尿として出てしまうため。

体内の水分不足の時の養生法

夜は12時までには眠る。

夜更かしや徹夜をするとお肌が萎んだようになった経験をされた方もいるのではないでしょうか。

睡眠は日中の活動で消耗した『陰』=水分、血 を補い回復させる時間。

夜遅くまで活動していると血や津液をどんどん消費するだけ。
遅くとも0時まで眠るようにすると、『陰』=水分、血液 を補うことが出来ます。

香辛料が強いもの、辛いものを摂り過ぎない

強すぎる香辛料は辛い料理は、体内の水分が消耗するので、続けて食べない。

食べちゃダメと言っているのではありません。ほどほどに。

疲れを感じたら無理をせずゆったりと休む

疲れを溜め込むと、『腎』と『脾』の働きが弱まります

『脾』〜食べたものを消化吸収して津液を作り、腎と共に水分代謝に関連する

ぬるめの湯船にゆったりと浸かり、胃腸を温め、心身をリラックスさせて良き眠りにつきましょう。

水分不足の時の食薬

きゅうり、トマト、レンコン、メロン、豚肉、卵、ホタテ、アサリ、シジミ、豆腐、豆乳、レモン、蜂蜜、松の実、胡麻など

 

いろいろ書き出しましたが、ポイントを短くまとめると

  1. 水分を蒸発させる香辛料や辛味の強いものを食べすぎない
  2. 夜更かしせず0時までにには寝る
  3. 疲れを感じたらちゃんと休息する

乾燥を感じている方は、出来ることから行ってみては如何でしょう(^^)/

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

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