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湘南エリアでYOGAを伝えているriaのつれづれ

的がズレてる。


某有名ハンバーガー店。
売り上げが落ち、その対策として野菜や豆のはいった鶏肉を使ったり、野菜を多用しているけれど、売り上げ減少に歯止めがかからないらしい。

そりゃそうだろう。
ついたイメージが悪すぎた。一度ついたイメージはそう簡単には変わらない。
そしてなぜ売れないのか、なぜ人々が買わないのか、企業が考える理由と、買う側の理由が根本的に異なっているのだ。

私はインド式ベジタリアンなので、肉は食べないが、家族には強要しない。
お肉が好きで美味しく食べられるなら、安全で滋養になる肉を食べて欲しい。
だからベジタリアンの私でも気になる。
その肉の由来が知りたい。
その肉であった牛や鶏がどんな環境で何を食べ、何を投与され、どの様にして育ち、
どんな加工がされ、なにが添加されて、どんな環境で加工されているのか。
それを知りたいし、それが見えないから、不安で、わざわざ食べようとは思わないのだ。

分けのからないまるで肉の様なものの中に、健康的というイメージのある豆や野菜を入れただけでは、子供に安心して与える事なんて出来ない。

その肉のようなものは、何で出来ているのですか?

企業のする事と消費者の意識は初めからズレているのかもしれない。

商品が売れてたくさんの利益を出すことが最優先だから、利潤追求するのが企業だから、そんなところにポイントがあるなんて思いもよらないのだろう。


私も子どもが幼かった頃は、手軽だし美味しいし(その頃は美味しいと思っていた)子どもが喜ぶおまけが付いているし、平日のランチなど、公園遊びの帰りに某ハンバーガーチェーン店を利用していた。

だしの素を使わなかったり、らでぃっしゅぼーやなどの有機野菜を利用したりして、それなりに食には気をつけていたけれど、外食チェーン店の食事にはまるで無頓着だった。

大きなチェーン店だからこそ、『身体に良いものを選んで出しているはず』と信じ切っていた。

安全で清潔な環境で食肉として加工されていると思っていたし、
添加物がてんこ盛りに入っていることなど思いもよらなかったし、
添加物が身体に悪い作用を及ぼすことなども全く知らなかった。

今を生きる人たちは、そのからくりというか、実は身体にこんな影響がある、ということや
動物がどのように育てられ、どのように殺されて食肉となるのか知っているし、勉強しているから
実は企業が考えるほど、消費者はバカじゃないのだ。

気づいていく人はこれからますます増えて行くと思う。