『人事を尽くして天命を待つ』というけれど
気がかりな事がある時に
自分が出来ることってほとんど無い。
気がかりなことや問題と思っている事は、自らが作り出している事が多いので
冷静になってよくよく確かめてみると、問題自体が起こっていないこともある。
たとえばそれが対人関係だったりすると
一人勝手な思い込みや妄想だったりして。
どんなことでも『こうあって欲しい』という願いは
強過ぎると苦しいよね。
ひとつの青い石を見て
緑っぽい青、と感じる人もいれば 透明感のある青、と思う人もいる。
冷たい青、と思う人もいれば、暖かさを感じる人もいる。
青い石はもしかしたら無色透明で
後ろにある色を映しているだけなのかもしれない
あるがままのものを、あるがままに見れますように。
ふううっと優しく長く息を吐いてチカラを抜く
緊張を緩める
何に対して緊張しているのかな
訳も無く不要に緊張しているだけなのかも。
起こることには意味があり、起こらないことにも意味がある。
与えられることには意味が有り、与えられないことにも意味がある。
じゃあその意味ってなんなのよ。ってグルグル考えちゃうけれど
考えたって分からない。
今現在人類の知識を全部集めても、この宇宙の1%だけなんだそうだ。
99%は想像や考えの及ばない何か
イーシュワラ
だったら、意味を考えても無意味だよね。
何だか分からないけど、意味がある。
いまの私には理解できないけれど、意味がある。
変えられるものと、変えられないものがある。
変えられないものを変えようとしても 疲れるだけ、苦しくなるだけだから
気になっている事とは全然関係なくても
今、目の前にあることに意識を向けて
それを真剣に心をこめて行うだけだ。
そしてその結果もこだわらず
見えない何かを信じ、考えの及ばない自然の流れに委ねる。
行いの結果を捧げちゃえ。
そうしたらきっと、起こるべきことが自然に起きるのだろう。