99% Practice!

湘南エリアでYOGAを伝えているriaのつれづれ

カフェ おかえり。

北インドのRishikesh、Lakshman Jhulaにある、カフェ おかえり。


Rishikeshを旅する日本人なら知らない人はいないと思う、みっちゃんが経営する隠れ家的な野菜ご飯屋さん。
2012〜13年度版の地球の歩き方インドのP306におかえりが、P303にはキイロイ家も載ってます:)

大好きなEmmaさんのお友達がインドでカフェを始めたって聞いていて、昨年はじめてリシケシに行ったときはスケジュールに追われていてゆっくりと“おかえり時間”を楽しむゆとりがなかったけれど。
今年はみっちゃんと一緒にお茶したり、おかえりでボ〜っとする時間があったりで
それもこれもEmmaさんのおかげで、去年よりもっとRishikeshが居心地良かった。

大好きな映画「かもめ食堂」のような“おかえり”。


みっちゃんのご飯は注文を受けてから、たとえば野菜ごろごろスープならば、野菜を切るところから作り始めます。
ご飯が出来るまでの、わくわくする時間。
それは幼い頃、お箸を並べるお手伝いをしながら、今日のおかずはなんだろうと胸はずませてお母さんの手元を覗いた、まあるい時間に通じている。

日本ではとにかくスピードアップ、注文したらすぐに出て来るのが普通になっているけれど、それって本当のところ、どうなんだろう?

インディアンターリー。これにチャパティが2枚ついて、100Rs。
街のインド食よりもやさしい味です。



今年ハマった味、キチャリ。インド風リゾットみたいな。
ピンク色のは岩塩です。パクチーのチャツネが付いてるバージョン。
美味、美味〜!



ここは仲良しの誰かと一緒に行って、のんびりゆったりするのがイイけれど、
一人でふらっと寄るのも好き。
誰もいなくても、知った顔が必ず現れたり
少しおしゃべりした後に置いてある本を読み始めたり
みんな、自分のペースで自由に心地良さそうに過ごしている。
ああ、そうか、お茶の間みたいな居心地の良さ。

Lakshman Jhulaaのリキシャスタンドの近く、ティップ トップ脇の小道を歩いていると
おかえりに行く人はすぐに分かる。(あ、このおっちゃんは違うよ)


一人でオカエリから下って来た時、リキシャスタンドあたりでいかにも旅人な日本人の男のコと目が合った。はじめて見るコだったんだけど、ゴキゲンで鼻歌唄いながら歩いていた私はそのまんま笑顔で彼とすれ違った。彼の目も笑ってた(気がする)。

旅人は同じような風をまとっていて
旅人に憧れるわたしは、その風を敏感に察知する。
彼も良い風が吹いてた。

オカエリに吹いている風も同じだなって、その時に思った。
それは紛れもなく、みっちゃんの風なんだね。


来年の秋、ただいま〜ってみっちゃんに言う、
ただいま〜ってキイロイ家のモトちゃんに言う、その瞬間がとっても楽しみ。