鳥の声、鶏の声、そして工事の音で朝7時過ぎに目覚める。
シャワーを浴びて、なかなか良い気分。これからこの部屋を快適にしていこう、と明るい気持ち。
13日間で3,600円くらい。一旦宿にもどり、Micaxちゃんと合流して3人でクロボカンのBali Buddhaへ。
ヘルシージュースが11種類以上。
Raw cacao smoothieとフルーツサラダでお腹を満たす。
日本を発つ時からあまりお腹がすかない。お2人はシナモンロールを食べていてとっも美味しそうだたけれど、パンって気分じゃなかった。バリではフルーツをもりもり食べたいな、と思う。
そこでちょっとした出来事、ガスホースがないのでガスと一緒に持って来てくれと大家さんに伝えていたはずが、、、、結局大家さんとこの在庫もなく、新しく購入。800円。
コンロと鍋は置いていくので、私の後でこの部屋を使うヒトがきっと重宝するはず。
3人並んでいたら、噂をしていた久美さんが現れてあまりのタイミング良さに驚く。
ここのスタッフは全員とても上手と聞いていたが、本当に巧かった。痛過ぎず弱過ぎずちょうどいい感じ。女性スタッフは一人もおらず全員男性で、指にタコが出来ていた。
女性の繊細な施術もいいが、男性の大きな手の施術も安心感がある。両足の太もも、腕、背中、腰、肩、首、頭、もう全身マッサージしてくれて400円くらい。。。
デンサールで地元のヒト御用達なので価格が安いのだそう。やっぱりどこの国でも観光地は価格設定が高いよね。。
久美さんのMacが壊れてしまって、相当落ち込んでる。
時間が遅かったのでいつもはたくさんあるメニューもほとんどなく、でも目当てのガドガドはあって早速注文。
ガンガンに車やらバイクやらが走りまくる道路の脇にある、久美さんに連れて来られなければたどり着けない、なおかつ絶対に素通り間違いなしのローカルな店。
インドでも大抵の場所は平気な私だけれど、大丈夫かな…ってちょっとだけ頭をかすめる。
アタで編んだ皿状のかごの上に撥水加工された紙を乗せて、その上に予想外に美味しそうに盛られたガドガド。一口食べたら、わお!な美味しさ。
ガドガドとは、温野菜の上にピーナッツソースがかかったサラダのようなもの。
このお店の特徴はロントンという、もち米を固めたものが入っている。お餅とは食感が異なり、最初は何か分からなかった。
生まれて初めてガドガドを食べたのだけれど、日本にレシピを持ち帰って絶対作ろう!と密かに決める。Micaxちゃんは今まで食べたどのガドガドよりも一番美味しいと感激していた。奥さんがすぐ脇で石臼で何やらいろいろ挽き、混ぜながらソースを作っているのだが、たぶん隠し味的なものがあるらしい。日本に帰るまえにもう一度食べたい味だった。
ガドガドでお腹がふくれた後は、久美さんの自宅兼ヴィラへ。
素敵を連発していた私だけれど、久美さんはこの生活をするために一生懸命働いているのだ。それを忘れてはいけないな、と思う。
そして御用達のエステティシャンが待っていて、久美さんが呼んだのにも関わらず、ずうずうしくも私からフェイシャルとネイル、クリームバス(ヘッドスパ)をしてもらう。
これを極楽と言わずして何と言おう。。
フェイシャルでマッサージの途中から熟睡してて気づいたらパックをはがされている最中だった。
今回の旅の目的はオロップ先生のアイアンガーヨガクラスを受けることと、自分を癒すため。
マッサージを受けて美味しいものを食べてのんびりするっていう計画が、期せずして流れの中でどんどん叶っていく。それもこれも、みんなエマ先生のお陰です。ありがとうございます!
Mac Bookが故障してしまい、3ヶ月分のデータが死ぬか生きるかという瀬戸際にあるにも関わらず、にこやかに親切に接待してくださる久美さん。
私だったらそんな切羽詰まった状況で初対面の旅行者を歓待することが出来るだろうか?大人だなあ、、なんて素敵なんだろう。