秋がどんどん深まって、珈琲が美味しい季節になりました。
わたしはブラック珈琲が大好きで、去年は気づくと1日に1リットル飲んでいることも。
珈琲の飲み過ぎはカフェインの過剰摂取となり身体に悪いとは知っていますが、中毒になっていたんで止められなかったんですね〜
そんなとある日。髪を洗ってタオルドライし、そのままタオルを頭に巻きつけて身支度、さて髪を乾かそうとタオルを取ったら、もう髪が乾いてたんです。部屋には暖房が効いていたけれど、今までそんなことなかったのでビックリ。
髪を洗ったのにもう乾いてる!ドライヤーも必要ないくらい。でも頭皮に近い部分は湿っていたのでドライヤーして、つげの櫛で髪を梳かしたら、静電気でフワーッと広がりました。
プラスチックの櫛ではないんですよ、天然木のつげの櫛。髪がパチパチいって、子供の頃下敷きでやったみたいに髪が広がってる。
髪を触ると、なんだか軽いんです。中身がスッカスカな感じ。
青ざめましたね〜どういうこと??
化学薬品でヘアカラーはしておらず、ヘナで染めているし、ヘナはトリートメント効果もある。椿油でケアもしているし、一体どうして??
今までの生活態度を振り返って思い当たるのはそう、『珈琲をガブガブ飲んでいた』こと。
で、珈琲と乾燥について調べてみましたが、珈琲は乾燥肌の原因ではない、という意見もあれば、いや、珈琲は身体の乾燥を招きお肌によくない!とする意見も。
これはもう自分の感覚を信じるしかないと思いました。笑
わたしの体感
珈琲には利尿作用があるのでトイレが近いのは実感しています。ガブガブ飲むのでけっこうな頻度行ってる。
飲んだ珈琲の量以上の水分が排泄されていると思う。
珈琲を楽しんでいる時は珈琲だけしか飲まないし、飲み終わってからすぐにお水や白湯を飲む、なんてこともしていない。
ただ、朝珈琲を飲む前は白湯をコップ1杯飲んでいるし、1日を通して白湯やお茶をちびちび飲んではいます。
でも、摂取している以上の水分が排出されている感じはします。
アーユルヴェーダの見地から考えてみる
数年前に北インドの聖地リシュケーシュで、アーユルヴェーダのパンチャカルマ(身体の浄化療法)をしました。10日間のパンチャカルマだったのですが、そのときにわたしの質は『ヴァータカファ』であるとドクターから診断されました。
ヴァータとは
ヴァータは5元素のうち『風・空』で構成され、『冷・軽・動・速』の性質を持ちます。
ヴァータの質が過剰/乱れると、冷え性、腹部膨満、不眠、乾燥の症状が出てくる。
晩秋〜冬はヴァータの季節
秋と冬は『冷えて乾燥する』ヴァータの質そのものなので、ヴァータのバランスを崩しやすくなります。ヴァータ体質の人は特にその兆候が顕著になり、体調を崩しやすくなる。
ヴァータの季節にヴァータが乱れると
以下の症状が現れるそうです。
- パーマやヘアカラーをしていないのに髪が乾燥する
- 慢性的な肌の乾燥
- 不眠
- 便秘
- 落ち着きがなくなる
- 不安に襲われる
- 感情気分の波が激しい
そのまんまだった!
10月の中旬までは体調もよくお通じも快調だったのですが、最近なぜか便秘がちでお肌の乾燥もひしひしと感じていたのです。
ヴァータ体質のわたし、今まさにヴァータの季節で、ヴァータ過剰になっていてそれが乾燥や便秘に繋がっていたのですね。
アーユルヴェーダと珈琲
珈琲はアーユルヴェーダ的にはあまりオススメ出来ない飲み物なのだそうです。
そういえば、パンチャカルマの時にドクターから珈琲は禁止されてました。パンチャカルマ後の日常生活でも、わたしの体質では珈琲は飲んでも少量にとアドヴァイスを受けていたのでした。あーそうだった〜!
アーユルヴェーダ的には珈琲はピッタを鎮めヴァータを増大させると言われています。
暑い国で採れるものなので身体を冷やすんですね。発汗を促すのだそうです。
ヴァータやヴァータのバランスが取れない場合は控えた方がよろしい。
さらに、ピッタが過剰で消化不要や胸焼け、肌荒れを起こしていたり、すぐにイライラする、攻撃的で批判的で起こりやすくなっている場合も避けたほうがいいらしいですよ。
珈琲の質がピッタやヴァータを悪化させやすく、症状をさらに悪化させてしまうんですって。
結論
ヴァータカファのわたしは、秋冬のヴァータの季節にヴァータ過剰やアンバランスになるので、珈琲を過剰に飲むことでさらに肌と髪の乾燥が進み、便秘や不眠も招いていることが分かりました。
なので珈琲を控えてみようと思います。飲むとしたら1日にカップ1杯に。
そして薬草茶に変えてみます。
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