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湘南エリアでYOGAを伝えているriaのつれづれ

【夏の暮らし】ホーリーバジルを育てる楽しみ。

4年程前からホーリーバジル(トゥルシー)を育てるのにハマってます。
鎌倉山に住む友人が自然農で育てていて、お水に生の花と葉を入れて冷たく冷やした
ホーリーウォーターをふるまってくれたのが出会いでした。
彼女が秋に作るお茶もとても美味しくて、苗を分けてもらって育てたのが始まりでした。


ホーリーバジルはインド原産でヒンドゥー語では「トゥルシーTulsi」
サンスクリット語では「トゥラシーTulasi 」といい“比類なきもの”という意味で、
ヴィシュヌ神の妻である美と富と豊穣の女神ラクシュミーの化身とされているそうです。

その根にはガンガー(ガンジス河の女神)、茎にはブラフマー (創造神)、葉には様々な神が住むと言われ
『宇宙の母 ジャガトマーター』とまで称されるようになったという。

さらに半径200m以内の空気を新鮮に保ち、周囲3kmを常に浄化するらしい。


最初はラマ、バナ、クリシュナの3種類を育てたのですが、その当時海まで徒歩3分の部屋に住んでおり、
台風で潮をたっぷり含んだ強い風が吹き付けたたため、一晩で茶色く枯れてしまうという惨事に…
あれは悲しかったなあ。。
枯れた部分を切ったら少し復活したのだけど、種を取れるほどには育たなかった。。。

翌年はラマという品種のみ。
7月くらいまでは順調に育ち花芽や葉を収穫出来ていたけれど、真夏になるにつれ、バッタの格好の餌となり
花芽もつかないような状況に。。。
この年はミントやスイートバジルもバッタにやられ、『食べてもいいけどさあ、ちょっとは残しといてよ』と
ため息をつく結果でした。

昨年は数種のトゥルシーを掛け合わせたハイブリッド、大谷トゥルシーを分けてもらい、これがとても強くて、実家の2階のベランダで育てたのも良かったのか、嬉しくなる程元気に育ちました。

ラマという種類の種は昨年ひとつも発芽しなかったので、今年は去年穫れた大谷トゥルシーを多めに蒔いてみました。
ピートモスに丁寧に大切に蒔いたのですが、同時にこぼれ種からもたくさん発芽して祭り状態に…



昨年使った土を再生していたらこぼれ種が次々と発芽!







 




大谷は強いって聞いていたけれど、ホントだなあ。。 

全部は育てきれないので、欲しいという友人達におすそ分け。
会うタイミングがなくて渡せなかった友人よ、ごめんね〜!

今年は紫蘇やスイートバジルパクチーマリーゴールドも昨年のこぼれ種から発芽して
手間要らずでした:)
そしてこぼれ種から育ったものは強いんだなあ。


タイ料理によく使われているホーリーバジル。
私は生の花や葉をお茶にしたり、ミネラルウォーターに入れて楽しんでいます。
また、ちょっと気分がすぐれないとき葉や花を食べるとすっきりします。

今の時期は次々に花が咲くので、収穫した花芽を冷凍して、ある程度たまったら蒸留水を作る予定。
 ホーリーバジルの商品を作っている友人によると、夜が明ける前に収穫すると香りが違うそう。
私は日の出前(午前4時〜4時半くらい)に収穫しています。

収穫して、たっぷり水遣りをして、坐ってぼーっと草花たちを見ている時間がとても好き。


気持ちをきちんと向けて世話をすると、植物たちは愛情に応えるかのようにすくすくと豊かに育ちます。
テキトーに育てているときは、テキトーに育ってる(笑
その違いは歴然です。
ちゃんと意識を向けていること。。。yogaだなあと感じます。

そして植物たちも眠るんですね。
下の写真、分かるかな〜 、、花芽や葉がくたっと下を向いてるの。

紫蘇も分かりやすい。
彼らはとても早寝、早起き!



ホーリーちゃんの収穫は秋が深まるまで続きます。