赤道直下のバリにいながら、鎌倉のルームメイトと話せるなんて、なんて便利な世の中なのだろう。
同時にたまっていたメールチェックをして大急ぎで返信したり新たにメールしたりする。
午後は週末を利用してタクシーでウブドへ。
エマ先生が昨年滞在した宿は満室だったけれど、親切にも別の宿を紹介してくれた。明らかに人の家の敷地内であるところをさも当然のようにずんずんと進むとJl.Sukumaから一本裏へ入った通りに出て一瞬ぽかんとする。
とっても素敵なロスメン。(正確にはロスメンではないらしいけれど)。広い部屋に蚊帳つきのセミダブルベッド、ファンが付いていて、お湯のシャワーが出て朝食も付いて一泊約1500円弱。
ただし、トイレは自動の水洗ではなく、便器の横にある水槽から桶で水をすくって流すタイプ。バスルームの網戸は破れていて蚊が入り放題だったけれど、居心地の良い部屋。
荷物を置いて、とりあえずお腹を満たしに街へと繰り出す。
大通り沿いのワルンに入り、またもナシチャンプルーを注文。日本のたっぷりと水気を含んだ甘いお米も大好きだけれど、インドネシアのぱさぱさした長細いお米も好き。やっぱりお米で育ったから一日に一回はお米を食べたくなる。ここのナシチャンプルーももちろん申し分なく美味しかった。
そのままずんずんと歩き進み、切り通しを抜けるとライスビューが目の前に広がり、思わずわあ〜と声を上げる。日本では見慣れた6月くらいの田植えを終えたばかりの水田、でも水田の周りにはヤシの木、ヤシの木、ヤシの木!
奥へ奥へと進んで行ったら、どうも遠くの方で男性が2〜3人、行水をしている様子。行くのをためらっていたら、おいでおいでをする。見知らぬ男性の裸には興味ないわよね、と来た道を引き返し、大通りへと続いているはずの小道をさらに歩く。
だんだんと陽がくれてきたので少し早足になりつつ崖のような細い路地を進むと、ぽっかりとこんな空間に出た。
不思議なことに、大通りから一本入っただけの場所でした。
さらにとうとう見つけてしまいましたよ。世界一素敵なスタバを!!
え、ここって、、、、スタバ?と戸惑いつつ、バリに来てまでスタバに入る私たち。