午後遅い時間の陰ヨガ、この日は初夏の養生である『胸を開いて呼吸を深く』プラス足裏を開き足首を柔軟にすることにフォーカス。
午後3時半開始で、午前中またはこの時間までしっかり動いて参加する方も多いので、下半身の疲れを癒し、全身を緩め、より静かな時間になるように意識しています。
オンラインレッスンのため、普段だったらこの時間、スタジオでレッスンを受けられない方もいらっしゃるだろう。その中には日頃からジョギングやマラソン、トレランが趣味の方も多いと思うので、最初に脚を重点的にほぐすところから始めました。
クラス内容
- 横隔膜を緩める呼吸
- ハーフクレイドル
- タオルを使ったスプタパダングシュタ
- 片足上げたまま足首回し
- つま先立てて正座→腕の内側伸ばす(親指バージョンも)
- バタフライ
- クッションを使ったウッターナシショーアーサナのバリエーション
- チャイルドポーズ
- バナナのポーズ
- スパイラルツイスト
ポイント
1.横隔膜緩める呼吸
毎回行うこの呼吸法で、まずみぞおちを緩めています。
このご時世、様々なことをグッとこらえたり我慢したり。外側からかかるストレスも、内側からこみ上げる怒りや悲しみも、グッとこらえて耐えています。そんなグッと堪えるときに力を入れているのが横隔膜。ストレスから自分自身を守るために横隔膜に力を入れてこらえてる。
横隔膜、、みぞおちの部分にはあらゆる緊張が集約されているんですね。
なのでこの部分をまずは広げて、緩めることで、全身がリラックスしやすいようにしていきます。
4.片足あげたまま足首回し
ジョギングやトレランなど日課にしている方は、使いすぎて足首の筋膜の水分不足が起きやすく固くなりがち。足首が固いと地面がしっかり捉えられず下半身が安定しないので怪我をしやすい。
足首の動き=股関節の動き
足首は6つの経絡(脾・胃、肝・胆、腎・膀胱)が集まっており、ここをしっかり動かすことで全身のエネルギーの流れ、気血水の流れを改善します。
3.のスプタパダングシュタからの続きで片足を上げ続けて行うことで、足の疲れや浮腫みを解消し、地味〜に体幹鍛えてます。
5.つま先立てて正座→腕の内側伸ばす
地味に一番効かせているのが、つま先立てて正座していること。
足指の付け根&土踏まずを自重でストレッチ。このとき、小指側までしっかりと意識することが大事。足の裏を開き足首を柔軟にしています。
足の裏をしっかり広げて伸ばすことで、体の背面にも刺激を与えてます。次のバタフライが気持ちよく出来るように。
7.クッションを使ったウッターナシショーアーサナのバリエーション
クッションや丸めた座布団、ブロックを使って高さを出すことで、より深く肩周りと体側に効かせています。ただし、肩に不調のある人、怪我をした経験のある人はクッション等を使わず、マットの上で行ったり、肘を緩めていてもOK。
完全に脱力をすると肩や腰を痛めるので、体幹&丹田を感じながら。
脇の下と肋骨の間が心地よく広がっていく矢じるし。夏の経絡である心・小腸の経絡を刺激しつつ、肋間筋を意識し広げることで、深く安定した呼吸が出来る体を作ります。
呼吸が深く出来る=新鮮な空気がしっかり入る=巡りがよくなる=夏バテ防止
緊急事態宣言が解除されて、徐々に日常が戻りつつありますが、新型コロナが無くなったわけではありません。
恐れすぎず、軽視しすぎず、バランスよく暮らして行きたいですね。
何しろ人類初の出来事なので、何が正解なのか正解があるのかも分からない。みんな手探りです。自覚していなくても、ストレスが溜まっているかもしれない。
そんなとき、YOGAが役立ちます。
日常生活の、「親」「会社員」「上司」「部下」「経営者」「娘」「息子」などの役割から離れて、呼吸と体に意識を向け、ただの『自分自身』に戻る時間。
その時間を過ごしたあとは、不思議と心に余裕が出来て、様々な出来事に客観的に対処出来たりします。
次回の陰ヨガ
BEACH葉山のスタジオレッスンは、今月中はZOOMのオンラインレッスンです。
次回は5月27日(水)13:45〜15:00
毎度のことながら、少々時間、オーバーします。15時になったらアナウンスしますので、退出いただいて大丈夫。お時間のある方は至福のシャバアーサナの後、少しの瞑想をしてオームシャンティで終わります。
午後2時〜午後6時はアーユルヴェーダではヴァータの時間で、感覚が最も鋭くなる時間。そんな時間に自分のカラダと心に瞑想していく陰ヨガ、いかがでしょう。
オンラインレッスンの参加方法はこちらをご覧ください。
今週もご参加いただき、どうもありがとうございました!
次回もお待ちしております:D
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どうもありがとうございます!
お題「#おうち時間」