我が家の庭ではようやく芽を伸ばし始めたというのに
葉山公園ではもう咲いていた水仙
思わず立ち止まって 楚々とした姿を撮ってしまいました
ウチの水仙はだいたい年末〜お正月頃に咲き始めるので
ちょっと早くない?異常気象?
なーんて思ったのですが
11月17日に七十二候の『金盞香(きんせんかさく)』を迎えていたのですね
きんせんか
というと、春に咲くキク科の『金盞花』がまず頭に思い浮かびますが
水仙の別称も『きんせんか』と言うなんて!
陰ヨガを始めてから和暦で暮らすのが心地よくなり
二十四節気を日々の暮らしの目安にしていますが
七十二候はさっと流し見する程度でした
七十二候とは
季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの様子が72の時候の名前になっており
約5日ごとの自然の変化を知ることで
きめ細やかな季節の移り変わりを感じることが出来ます。
ー暦生活より
水仙『金盞香』は
黄色い部分を黄金の盞(さかずき)に
白い花弁を銀の台に見立て、『金盞銀台』とも呼ばれるそうです
金盞『香』の字が使われているのは、その芳しい香りから
水仙の金盞銀台で頂くとしたら
汲みたての湧き水か
はたまた澄んだ上質のお酒かしらん
きっと麗しい香りが移って さぞかし滋養になることでしょう
こちらは真っ白
中心に上からポトリと垂らしたような黄色が覗く
春に咲く大ぶりなラッパ水仙も華やかで楽しそうですが
真冬に咲くニホン水仙にはどことなく気品を感じます
ああだから、お正月の花なのかな
年末には金盞銀台を想いながら活ける
冬の楽しみがまたひとつ、増えました
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